今の仕事はスキルが付かないし、将来性がない、そろそろ手に職を付けられるような仕事に就かないと…そう思って未経験の職種に飛び込もうと思っている人もいるのではないでしょうか。
私も実際にそう思って未経験の職種に何度か挑戦し失敗した経験があります。
今回は未経験の職種に転職する前に確認しておきたいポイントについてまとめました。
未経験職種に転職する前に確認しておきたいポイント
- 本当に未経験職種に挑戦する必要があるのか
- 最初はなかなかハード
- 挑戦したい仕事内容をよく知る
- 指導を期待しすぎない
それでは詳しく見ていきましょう。
本当に未経験職種に挑戦する必要があるのか
そもそも本当に未経験職種に挑戦する必要があるのかはよく考えないといけません。
未経験だとスキル・知識を一から習得していく必要があります。また経験のある職種より待遇が下がることも多いでしょう。十分考慮しましょう。
また転職したい理由が給与や休日ならば、まずは同業他社で転職先を見つけるのが良いです。経験を活かしたほうが給与や待遇を上げやすいです。
しかし、どうしても同業では現状の不満が解決できなかったり、どうしてもやってみたい仕事があるのであれば未経験職種に挑戦してみましょう。
最初はなかなかハード
職種を変えると色々なギャップがあります。転職自体が環境が変わるので最初はきついのですが未経験職種で仕事が分からない…という状態になるとさらにきついです。
また仕事内容は勿論のこと職種によっては基本的な考え方の違いもあります。
私は実際に現業職から事務職に転職をしたことがあります。現業職では、QCD(納期・品質・コスト)を改善していくことが求められることが多かったですが、事務職では細やかな配慮が求められることが多くギャップを感じたのを覚えています。
もちろん会社によるところも大きいのですが、認識しておくべき点でしょう。
挑戦したい仕事内容をよく知る
なんとなく楽そうだから、面白そうだからやってみたい…ぐらいの気持ちで仕事を決めてしまうのは危険です。挑戦したい職種の仕事内容は、事前によく調べることが大事です。
私も経験がありますが、事前の調べが足りず自分の中のイメージが先行してしまい、実際に仕事に就いた後に想像していた仕事内容と違った…ということがよくあります。
また職種は同じでも仕事内容は会社によって大きく違います。
例えば機械メンテナンスがしたいと思ってサービスエンジニアの職に就くにしても、パワーが必要な大型機械の整備から、細かさが求められる精密機械のメンテナンス等色々ありますよね。
受ける会社の仕事内容をよく調べ、働いているイメージができるかシミュレーションしてみるといいです。
指導を期待しすぎない
教育体制が整っていない企業が多いのが実情で、未経験と言えども丁寧にOJTや研修で教えてもらえると思っていたら痛い目に合うこともあります。
もちろん、そういうことを避けるためにも、しっかりとした研修制度が整った企業を選ぶの大事です。しかしながら、やはり入ってみないと実際どの程度教育に力を入れているかは分かりません。
その為、自分で知識やスキルを習得していきたいと思える職種を選ぶのが良いでしょう。
未経験だから教えてもらう前提ではなく未経験だからこそ自分で学んでいかなければならないということを忘れないようにしましょう。
まとめ
未経験職種に挑戦するのはとても勇気がいるし、実際内定をもらったとしてもそこからがスタートでしばらくはハードな日々が続くでしょう。
しかし事前にとことん調べて納得した上で転職したのであれば、乗り越えられるのではないでしょうか。
転職をするにしても、しないにしても、後悔のないようにしておきましょう。
コメント