転職したものの思ったようにいかず前職の方がマシだ！と思ってる人いるんじゃないですか？私はまさしくその状態に陥り実際に出戻りをしました。
この記事では、実際に私が出戻り転職をした体験から感じたメリット・デメリットを紹介しています。
紹介しているメリット・デメリットはあくまで私自身が出戻り転職をして得た体験に基づくものです。
体験した身としてはお勧めしませんが、ご自身の状況に当てはめて、実際に出戻りをするかしないかの判断の参考にしていただければ幸いです。
実際にやってみて分かった出戻り転職のメリット
- 人間関係が把握できているので安心して働ける
- 業務経験を積んでいるのですぐに戦力として働ける⇒仕事ができないことからくる辛さがない
- 職場独自のルールなどが把握できているので、そういった面での苦労はない
- 他の職場を経験したからこそ、その経験を活かして働くことができる
実際にやってみた分かった出戻り転職のデメリット
- 辞めたときの不満がなくなるわけではないので再度同じ理由で辞めたくなる
- 辞める前に役職者だった人の場合、役職がなくなる場合がある
- 出戻りをした後の転職活動はハードルが上がる
⇒なぜ出戻りした職場を再度辞めるのですか？という問いは必ずと言っていいほど聞かれます。 - 出戻り転職者に対していい感情を抱かない人が一定数いる
- 自分がいたポジションがすでに埋まっている場合がある
⇒配属先が違う可能性があり、こんなはずではというパターンがあり得る。 - 自己肯定感が下がる
⇒やはり後ろめたさがあり、入社して数か月はしんどかったですね。ただ仕事をこなして貢献する姿を見せれば周囲に認められていき、マシになります。
出戻りした感想
出戻り転職をした後は、しばらく後悔しました 笑
次の会社へのつなぎぐらいの気持ちで出戻りを決めたのです。当然すぐに辞めたくなり転職活動を開始しました。しかし転職活動は困難で、「出戻った会社をなんで再度辞めるんですか？」と必ず聞かれ答えに窮し、後ろめたさを感じ続けました。
こんなことなら出戻りなんてするんじゃなかったと最初は何度も思いました。そのうち転職活動を一旦ストップさせて仕事に打ち込み、積極的に資格取得なども進めて前向きな気持ちになったうえで転職を実現させることができましたが、後ろ向きになっている時間があまりにも多くもったいなかったと感じます。
こんな人は出戻りは辞めておきましょう
- 次の仕事を見つけるまでのつなぎとして戻る
⇒私は実際こういった思考もありましたが、間違いなく転職のハードルはあがります。選択肢が他にもある場合はあまりお勧めできません。 - 転職先で自信を失ってしまい慣れた環境で仕事がしたいと感じている人
⇒基本的に転職すれば今まで培ってきたスキルをフルで活かせるということはありません。皆新入社員みたいなもんです。短気は起こさないようにしましょう。現状の辛さを周りに相談してください。
結論
体験した身としては正直お勧めしません。
私の場合、転職後の仕事が心身面でハードすぎてそこから逃げることばかり考えていましたし、金銭面でも余裕がなかった為、次の仕事が見つかるまでのつなぎだと考えて、そういった選択をしてしまいました。
もし出戻りをしようとしている方はじっくり考える時間を作ったり周りの人に相談して決めてはいかがでしょうか。最終的には自分で判断するといっても、追い詰められている時に人はなかなか冷静な判断が下せないものだと思います。
ありのままを話すことで自分では思いつかなかった解決策が見えてくることもありますし。自分が何故そういった考えに至ったのか正直なところを話すと、解決の糸口が見えてくると思います。
もし出戻りをするのであれば、ある程度の覚悟が必要です。
この記事が悩んでいる誰かのお役に立てば幸いです。
コメント